令和4年度自由同和会東京都本部・関東ブロック大会開催

開催概要
2022年7月24日(金)午後2時~4時自由同和会東京都本部・関東ブロック大会を
公益社団法人星稜会館ホールにて開催致しました。
本年度は本大会を以って、神奈川県本部・千葉県本部・埼玉県本部・群馬県本部
長野県本部・新潟県本部6県の定期大会に代えさせて頂きました。

主催者代表挨拶
自由同和会中央本部会長
自由同和会関東ブロック会長
自由同和会東京都本部会長
川 上 高 幸 

 本日は、令和4年度自由同和会東京都本部及び関東ブロック大会にご臨席を頂き
会員一同を代表して衷心より感謝申し上げます。
 前回までは参議院憲政記念館で開催を行っておりましたが、国立公文書館として
建直しの解体工事中につき、本日は公益財団法人星稜会館ホールをお借りしての大
会の開催となりました。
 本日はご来賓として、衆議院議員櫻田義孝先生・東京都議会議員川松慎一郎先生
衆議院議員麻生太郎先生秘書野田様・衆議院議員山口壯先生秘書山口様・鬼木誠
先生秘書大森様・参議院議員江藤誠一先生秘書北村様・川崎市議会議員吉沢直美
先生秘書長瀬様、皆様には参議院選挙選期間のご多忙の中ありがとうございます。
 また中央本部からは上田藤兵衛副会長・野口  副会長・平河事務局長そして
全国から多くの同志も駆けつけてくれました、ありがとうございます。
本日は、東京都本部を始とする関東ブロック6県本部との大会でございます。
 さて、平成28年12月に成立しました「部落差別解消法」の第6条による実態調査
も終わり、その結果は自由同和会の予想とおりと言うか我々が運動の中で確信した
通り、同和問題は完全解決の途上にあります。今後はこの法律を決して拡大解釈する
事無く今まで同様広く国民に理解頂けるよう地道な運動を継続し、当会の悲願で
あります「人権擁護法案」の成立に結び付けたいと強く考えております。
ところが、そのような状況に逆行する動きが出ています。部落解放同盟が完全解決の
歩みを止めるどころか後戻りさせようと目論んでいるのです。解放同盟は部落差別
解消法を地方自治体に条例化するよう求め大攻勢をかけております。解放同盟の狙い
は条例による部落の実態調査を行いまだまだ差別は厳しい部落関係者の生活も未だ
苦しいと新たな救済措置を求めるつもりです。これには断固反対するものです。
皆さんよく考えてみて下さい。部落の実態調査を行うと言う事は調査地域は部落で
あると確定されるわけです。今や混住が進み同和関係者の方よりも一般の方の方が
はるかに多いと言う地域ばかりです。そこで調査を行うためには関係者を特定する
必要があり、同じ地域に同じ生活をしている人達を分けて調べるそしてその地域は
将来に渡り部落とされる。また関係者のアンケートには有りもしない差別被害を
訴えさせその答えを元に何らかの優遇措置をさせるように仕向ける。これは解放
同盟の上等手段です。そんなことして差別が消えると思いますか?部落関係者だけが
特別な手当てを貰える自分の住所は部落と確定されるそのような事を一般の方が
どう感じるかはもはや言うまでもございません。解放同盟が自らの組織存続のみを
考えている訳です。そしてその為には先ほど申しましたように今までもいくつもの
被害を捏造してきました。我々はその事を良く知っています。だからこそ条例化には
断固として反対する訳です。本日も東京都23区から担当者の方が以前同様参加して
くださいました。いつも本当にありがとうございます。解決まで本当にあと一歩です
どうか一緒に頑張って頂きたいと思います。
 さてこの後の講演ではLGBT理解増進会の繁内代表理事がLGBTの現状と課題に
ついて講演されます。
 我々は今後もあらゆる人権問題の解決を可能とする人権委員会の中心に据えた
人権擁護法案の成立を求めその審議が一日も早く始まるよう全力を尽くして活動
して参りますので、その日を目指して一緒に歩んでくださるよう心よりお願い申し
上げまして私の挨拶とさせて頂きます。本日はありがとうございます。